たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報三鷹市 三鷹市


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局  at 

2014年08月30日

ツボの効能

ここ数日の急激な温度の変化で、冷えによる痛みが出ている方をお見受けします。

今日も下腿の外くるぶしの上に昨日から痛みが出ている方がいらっしゃいました。

もともと冷えの影響を受けやすい体質の方ですので、ツボの状態を診てみたところ、内くるぶしの上にある“復溜”というツボに顕著な反応が出ていたため、鍼と温灸をしたところ、“血液が流れてくる感じがわかる”とおっしゃって、外くるぶしの痛みが取れました。

症状が外側なのに内側のツボが治療点になる。

よくあるケースですが、ツボってつくづく面白いものですface01  


  • Posted by 軽部 聡  at 04:11Comments(0)

    2014年07月29日

    よどみをなくす

    平日の朝はいつもJRで水道橋まで行くために三鷹から中央・総武線各駅停車に乗っています。


    四ツ谷から飯田橋の間で、外の視界が開け、皇居のお堀が見えてきます。


    毎年この時期になり水温が上昇してくると、お堀の水の色は緑色になり、ちょっと匂いが気になるようになります。


    このお堀に流入する河川はなく、水の出入りは雨水のみに依存しているようです。


    水は流れが無くなるとよどんでくる。東洋医学でも、人体は気・血の流れが滞ると病気になると言われている。


    私たちが日々の生活の中で刺激や感動を求めることは、このよどみ(気の滞り)を無くし、より健康であるためにとてもいいことなのだという風に思います。


    自分自身もそうですが、私が治療を担当している皆様にもいい刺激、感動を与えていけるように意識していこうと思います (・∀・)
      


  • Posted by 軽部 聡  at 03:56Comments(0)

    2014年07月24日

    夏のギックリ腰

    真夏にギックリ腰を起こす方がいます。


    経験上、そういう方々によく見られる状態の多くは、胃が冷えていることです。


    私も真夏に冷たい飲み物を多飲して、お腹をしばらく壊した苦い経験があるのですが、胃が冷えると、お腹を触ると冷たくなっていますし、背中の筋肉では、ウエストから少し上にかけてがかなり硬くなっているのがわかります。


    加えてクーラーの冷気で足元などが冷えてくるとますます背中から腰にかけての筋肉が硬くなり、遊びがない状態になってしまうととても危険です。ちょっとした動作でピキッときます。


    ですので、お腹が冷えてるなという感覚があったら、暖かい飲み物も飲んで中から温めるようにするといいですよ。


    上半身を冷やすだけでだいぶ暑さをしのげます ( ̄▽+ ̄*)
      


  • Posted by 軽部 聡  at 06:01Comments(0)

    2014年07月02日

    思考と治癒力

    HPの症例でも出てくる、脊柱管狭窄症のTさん。


    今は毎週一回健康管理のための治療をしています。


    この方は、基本的にポジティブ思考です。


    脚の痛みがよくなって歩けるようになってから、なおパワーアップされた感があります。


    しかしお若い頃は、嫁ぎ先の商売の関係で、朝から晩まで、休みも少ない中働き続けて、かなりご苦労をされたらしいです。


    Tさんの前向きさは、そんな状況を耐え抜いた強い精神力の賜物なんだろうと思います。

    やはり気持ちが前向きな方は治療経過もいい。


    しかし、治るかどうか不安を抱えていて、なかなか前向きになれない方も多い。


    そういう方々に逆に治るんだという希望を見せることで、前向きな気持ちを引き出していくということが、我々の仕事の大事なところなのだとも思います。
      


  • Posted by 軽部 聡  at 02:10Comments(0)

    2014年06月29日

    命の源 「水」 3

    自然のものへの感謝の心は、私はネイティブアメリカンの思想から学んだ。


    「グランドファーザー」 トム・ブラウン・ジュニア 著


    は今でも自分の中での名著のひとつである。


    昔のネイティブアメリカンの人たちは、水を使うときには、まず感謝の祈りを捧げてから、それから大切に使うという。


    水は人間だけでなく、地球上の生命を育んでいる生命の源である。人体の60~70%も水でできていると言われている。


    そしてまた身体の汚れを隅々にまで回り込んで洗い流してくれる。


    そんな生命の源に感謝の心をもって浴びていると不思議と冷たい!から気持ちいいに変わってくる。


    この梅雨の季節、雨をうっとおしいと嫌がるのではなく、感謝の心をもって過ごしたいと思う。
      


  • Posted by 軽部 聡  at 07:05Comments(0)

    2014年06月26日

    命の源 「水」 2

    前回のつづき


    臍下丹田といわれる場所が下腹部にある。身体の活力の源であり、ここに力を集めることで地に足をつけることができる。


    冷たい!と思うと身体に力が入ってブルブル震えてしまうが、そういう時に肛門をキュッと引き上げ、ゆっくりと丹田から息を吐き、体の力を抜くことで冷たさを受け入れることができる。


    冷たいけれど苦痛ではないという感覚。


    これは空腹やちょっとした痛みがあるときにも応用ができる。


    夏は気持ちいいだけだが、秋、冬になってくるとそういう感覚が徐々に出てくる。

    ただ真冬は冷たいを通り越して痛いので、急いで済ましてしまうところがまだまだ修行が足りないと感じるところである  (* ̄Oノ ̄*)


    臍下丹田、ツボでいうと関元というツボに相当する。治療の上でとっっても重要な場所である (・∀・)


    つづく
      


  • Posted by 軽部 聡  at 00:19Comments(0)

    2014年06月22日

    命の源 「水」 1

    もう7,8年くらいになるだろうか。


    自分がシャワーを浴びるときはお湯ではなく水を浴びるのが基本となっている。


    風邪をひきかけている時や真冬など、寒すぎて挫折する時は多々、多々あるが(笑)、何はともあれ一年のほとんどは水なのである。


    最初は、なるべくCO2を出したくないというエコ活動の一環と、精神の鍛錬のために始めたものだが、やってみて気づくことが今まで多くあった。


    古代中国には陰陽論というのがあり(下の陰陽太極図は有名ですよね)、森羅万象、自然界には相反する2つのものが存在し(陰と陽)、それが交り合って存在しているというような概念である。


    上があれば下があり、昼があれば夜があり、男がいれば女がいる、といったような感じである。


    人体では背中が陽、腹側が陰に相当する。


    実際に水浴びをしてみると陽気の強い背中は腹部と比べて断然冷たさを感じる。身体の陰陽を実感する瞬間である。


    これは日々の治療のなかで治療ポイントを決める上でも多いに役に立っている。



    つづく

    陰陽太極図


      


  • Posted by 軽部 聡  at 08:27Comments(0)

    2014年06月19日

    湿気と体調不良

    ここ最近の雨天と湿気の影響で、体がダルくて動けない、むくみが強い、食欲がない、下痢気味などの症状の方をお見受けします。先日も2名いらっしゃいました。


    このようになりやすい体質は、東洋医学では「困湿脾胃」という言葉で表現されます。


    脾とは東洋医学では脾臓ではなく、胃腸の機能のことを指します。


    その脾の重要な働きのひとつに、身体中に水分を滞りなく循環させる働きがあります。


    外部の湿気(気候や湿度)や体内の湿気(甘いものや餅類の過食などや腎機能の低下などで増える)によって身体の内外での水分量が増えると、もともと胃腸の機能が弱い体質の方は、水分を巡らす働きが間に合わず、その結果、節々が重だるくなり、むくみ、過剰な水分を捨てようと下痢をするなどの症状がでてきます。


    なのでそういう体質の方は、日頃から胃腸に負担をかけないようにし、白砂糖類などの甘いものや餅類を極力減らし、少し発汗をする(とくに下半身)ようにできるといいでしょう( ̄▽+ ̄*)

      


  • Posted by 軽部 聡  at 06:00Comments(0)

    2014年06月17日

    Beautiful life

    治療の話とは関係ないですが、今お気に入りの曲を紹介します。


    先々月の4月に、三鷹駅南口を降りて家に帰ろうとして急いでいた時、ふと心地いいギターの音が耳に入ってきました。


    一度通り過ぎたんですが、吸い寄せられるように戻っていき、そのまま聴き入ってしまいました。


    その曲の名は 「Beautiful life」 


    finolaさんという大阪出身の方が歌っていました。


    オリジナルですか?とfinolaさんに聞くと、そうですとのことだったので思わずCDを即買いしました。


    いまではMP3プレーヤーに入れてよく聴いて癒されています。


    夢を追ってがんばっているストリートミュージシャンの方たちにも力をもらいます。


    youtubeにもfinolaさんの他の曲の動画があったのでぜひ見てみてください。

    Beautifil Life by finola






      


  • Posted by 軽部 聡  at 05:05Comments(0)

    2014年06月15日

    家族の絆

    先月末に末期がんで闘病中の方の疼痛緩和のための、マッサージ、はり治療の役割をいただいた。


    その方は4回目の最後に治療に伺った2日後に御家族に見守られ、旅立たれた。


    どの治療でもそうだが、自分が今できる万全の準備をして、一回一回その時できる最高の治療ができるように努めている。


    しかしそれでも後になってあの時はああした方が良かったんじゃないか、あの一本の鍼は本当に必要だったのか、もっといい治療ができていたらもっと楽になってもらえたんじゃないかとかいろんな思いがでてくる。


    そんな中、ご家族の方からご連絡をいただき、ご焼香にうかがった。


    亡くなる直前に、ずっと昏睡状態だったにもかかわらず、ぱっと目を開き、両傍らにいる御主人と息子さんの手を握り、「ありがとう・・・」といって、そのすぐあとに息を引き取られたという。


    なんという家族への思いの強さ!その話をきいて、涙が出そうになった。


    そして、眠れない夜を過ごしながら、夜明けがくると、寝ずに看病をし脚をさすり続けていた御主人と、「もうすぐ軽部さんがマッサージにくるよ。」といって楽しみにしてくれていたこと、治療のあとはぐっすりとお休みになっていたことなどをお聞きして、少し救われた気持ちになった。


    看病する側、される側、その大変な状況をつなぎとめるのは、まさしく絆であり、愛である。そんな御家族の方々に寄り添い、励まし、力を与えることができるような治療師でありたい。
    一年後に一年前の自分をみて、まだまだ未熟だったと思えるくらい成長していたい。


    今回大切なご縁をいただいた、故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。


    そして献身的に奥様を支え続けた御主人をはじめ、ご家族の皆様の末永いお幸せを、心よりお祈り申し上げます。
      


  • Posted by 軽部 聡  at 07:04Comments(0)